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銀河巡礼

第2章  二の月




月明かりに浮かぶ影は

生まれたての幻か

さざ波のように手まねきをする


白の仮面

風に翻る夜色のマント

音もなく

コマ送りのようにあふれ出る

影、また影…



やがて カァニバルの名残の熱が

足元から這い上がり

私は意識を手放しながら

異界の扉へ倒れこむ






~幻想


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