バカじゃないの!? 続編
第2章 危機
キスは
一瞬で終わった
「じゃあな」
「うん、じゃあね」
なんとなく物足りない感じで
私は自転車を漕ぎ出した
途中でコンビニに寄り
ジュースだけ買って出た時
私の前に見覚えのある人が
やってきた
「渡辺さんちょっといい？」
同じクラスの
藤原玲奈(ﾌｼﾞﾜﾗﾚｲﾅ)だ
そして北条ファン。
嫌な予感
「いいよ」
私と藤原玲奈は
駐車場の隅に移動した
「あなた聖夜様と付き合ってるの？」
聖夜様って…
神様じゃないんだから
私は笑いをこらえながら
言った
「だったら？」
藤原玲奈の眉がﾋﾟｸｯと動いた
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