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芙紗子は嬉しそうだ。横から優一が聞いた。
「芙紗子ちゃんはどうするの？」
「卒業後は未定です」
「あの　ずっと専属モデルしない？」
「え　親に聞いてみます」


芙紗子の両親は大喜びで承諾した。

翌日それを伝えに優一の母親に言った。
優一の母親が部屋で芙紗子を迎えた。
「モデルの件ありがとう　優一も喜ぶわ　多々優一のためにモデルの勉強もして欲しいのです」
「はい　奥様」
「進学したがってましたね。此所の専門学校に行ってください」
芙紗子はパンフレットを見た。モデルコースのある専門学校だ。

「あなたの成績で推薦入学で決まっています」
「え　ほんとうですか」
芙紗子は笑顔がこぼれた。
「え　でも　お金が」
「学費は免除と行きたいのですがそうもいかず
少しずつ返してください　その代わり給料は高くします」
「はい　わかりました」
芙紗子は計算した　学費を払いながら親にも仕送りが出来る額だった。
「モデルの件頼みます」
「はい　よろしくお願いします」
隣で聞いていた優一は嬉しそうだ。