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ここで芙紗子は衣服を、そしてもちろん、下着も脱ぐことになる。
芙紗子はキョロキョロと脱衣所を捜した。
「じゃあ、上着とシャツを脱いで」
「ここで……」
「なに？」
「……ここで脱ぐんですか？」
先輩の前で脱ぐだなんて。 これでは私がやるのはストリップだ。惨めで悔しかった。
場所が無いという。
「ホントに良いんだよ、嫌だったら」
「嫌じゃないです。」
「わかった。じゃあ、服を脱いで貰えるかな」
こく、と芙紗子は頷いた。 芙紗子は覚悟を決めて、ゆっくりと制服を脱ぎ始めた。静かにスカーフをほどいてから、セーラー服を脱ぎ去った。
ブラだけを身に纏った上半身が露わになって。スカートへと手を伸ばした。

これを脱いだら、もう下着だけだ。芙紗子は男性の目の前で服を脱ぐという初めての体験に、
若干顔を赤くしていた。　
ゆっくりとスカートのホックを外すと、一息にスカートを下ろした。
下着だけの姿になってしまうと無性に恥ずかしくなった。　
お金のためなんだ、恥ずかしいなんて言ってられない。
ゆっくりと、パンティーに手をかけようとするが
両方の腰に手を掛けたまま、動きは止まってしまった。
下を向き頬を染めるは芙紗子たまらなく可愛らしい。
優一が声を描ける。

「どうしたの」
「やっぱり恥ずかしいし　もう……無理です。」
「ヌードになる決心がつかないの？」
「はい」
「今日は下着でいいよ」

部屋の真ん中に、大きな白い布がかかったソファがある。
芙紗子は素直に下着姿のママで。ポーズをとるソファに腰掛ける。