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意地悪なご主人様の専属メイド

第10章 Love♡10







「……すっかり小テストあるの忘れてて。

日菜ちゃんに言われて気づいて…

案の定居残りで…帰りが遅くて」



「…そっか。胡花ちゃんの帰りが遅いのは
それか。」



「…忘れていたわたしが悪いんだけど…

奏ちゃんのせ…」




はっ…待って


わたし、なにを言おうとしてた?



「…俺の?」



わ、わ。


頭真っ白。ご、ごまかさなきゃ。



「ただ、ただ。ボーっとしちゃって

いろいろ考え事してて」



「考え事?」



…う、う。うまくごまかせない。




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