テキストサイズ

意地悪なご主人様の専属メイド

第11章 Love♡11







「んー……
胡花は、奏ちゃんのこと知りたいんだよね?」


「うん。奏ちゃんのこと知りたい…」


知りたいけど、過去に勝手に踏み込む資格は
わたしにはない。


「じゃあ待つことね」


「へっ…」



バッサリと言ったあと日菜ちゃんは


軽やかにうどんをすする。


「…っ…待つ…?」



「相手からちゃんと話してくれることを
待つこと。

それから奏ちゃんを信じることよ」



信じる…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ