意地悪なご主人様の専属メイド
第3章 Love♡3
「……んっ」
キスって、こんなにドキドキするんだ。
一度触れただけのキスが
また触れて甘くなる。
ドキドキがとまらなくて、体温があつくなる。
「はっ…はあ…」
「…胡花ちゃん、呼吸大丈夫?」
「うっ…キス、はじめてで…っ…」
「おれも、胡花ちゃんがはじめてだよ」
と言われ、チュッと優しくキスをされたあと
また口角を変えながらキスをされる。
身体から完全に力が抜けて、奏ちゃんに
逆らえる力がないまま身体は感じ続けて。
「んっ…あっ…」
しだいに、キスが甘くなって奏ちゃんに染まっている気がした。
…もう、メイドさんになるのは断れない。