無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

とろり…



舐め回すようなキスで、あたしの体から力が抜けていく。



「あ…」



少し、痛みが和らいだ。



「安心して。今日はしないから」



しない…？



彼はあたしの唇にちゅっと軽いキスをした。



「志桜さん…」



「嬉しいな…優依とひとつになった」



「え…」



志桜さんは頬を赤くして、少し苦しそうに微笑んでいる。



ううん、苦しいというより気持ちよさそう。



彼はあたしの後頭部に手を添えて、少し抱え上げる。



あたしの目線の先には…



「見える？優依と繋がってる」



「あ…」



あたしのナカに、志桜さんが入ってる。



恥ずかしくてすぐに目を逸らした。



見上げると彼が静かに笑みを浮かべている。



「ずっと、こうしたかった」



志桜さんはあたしをぎゅっと抱きしめる。



彼の腕の力が強い。



あたし…



志桜さんと繋がったまま肌をぴったり合わせている。



「あ…ぁ…」



心地いい。



目を閉じてしばらくそのままでいると、いきなり彼があたしの膣内からソレを引き抜いた。



「いっ…！」



ずるりとした感触。



その後はじんじんと残るかすかな痛み。



「志桜さん…」



彼はあたしの髪を撫でて微笑む。



「本番は次にね」



「え…」



ドクン…



こわいこと、するの？