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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第10章 無理矢理

体を動かそうとしたら、手首が頭上で縛られているのがわかった。



「え…どうして?」



「優依ちゃん、気分はよさそうだね」



晃くんの声がして、そっちへ目を向けると、彼は笑っていた。



「晃くん?何これ?」



「薬の効果がうまく馴染んできたみたいだね」



ドクン…



「薬?」



「そう。俺はさっき君とご飯を食べていたときに、こっそりお茶に混ぜたんだ」



「何、を?」



「媚薬」



「え?」



晃くんはあたしのお腹を指ですーっと撫でる。



ビックン!



「あぁっ…!」



撫でられただけで感じちゃう。



「正直効きすぎてヤバイなと思ったけど、少し休んだらちょうどよくなったみたいだね」



「何言ってるの?やめて晃くん。あたし帰る」



晃くんは声を上げて笑う。



「どうやって帰るんだよ?優依ちゃん動けないくせに」



罠だった。



信じてたのに…



「優依ちゃん、明日まで時間はたっぷりあるからさ」



彼はあたしの顎を掴んで、顔を近づけてきた。



「これから朝までじっくり調教してあげるよ」



ビクン…



「あ…やめて…いや…ン、ふうっ」



ちゅくちゅく、ちゅっ…



晃くんはあたしの唇に激しく吸い付いた。



ちゅっ、ちゅっ…ちゅぷ…



「んんん…ん、ふ…んんー」



あたしの口内で彼の舌が激しく動き回る。





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