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ちゅっ、ちゅっ…



唇の触れる音が、いやらしく聞こえる。



やだ…あたし、何してるの…？



いきなり口づけされて、ワケがわからない。




「ん…ふっ、あん…」




息、苦しい…




顔を背けると、離れた唇から唾液が溢れた。




「あ…何、して…」



体の力が抜けていく。



「キスは初めて？」



クスクスと笑いながらそんなことを言われる。



恥ずかしくて顔が熱くなる。



「どうして、こんなこと…ふぁ、ん……」



強く唇を吸いつかれ、言葉を失った。



彼はあたしの口内で舌を絡ませる。



イヤ…キモチワルイ。



「や…あ、んふ…」



抵抗しようとしたら、さらに激しく舌を動かされる。



やだ、こんなの…


コワイよ…




誰か…




たすけて…