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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第10章 無理矢理

ガシッ!



「ひあっ!?」



いきなり晃くんに頭を掴まれた。



「黙れよ。余計なことは言わなくていいから俺の言うことを聞け」



晃くんはあたしに顔を近づけて睨みつける。



今にも殴られそうな気がして、あたしは委縮して声が出なくなった。



恐くて涙が溢れる。



晃くんはにやりと笑った。



「そうそう。大人しくしてろよ。今、種付してやるから」



ずっん…



「や、あ…」



彼は奥まで挿入した状態で、あたし下半身を持ち上げた。



「ほら、こうすると締まるだろ」



やめて…やめて…はなして…



必死に訴えるものの言葉にできず、ただ涙が出てくるばかり。



ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ…



「ほら、ほら、ほら!気持ちいいだろ!」



キモチ、ヨク、ナイ…



イタイ…



タスケテ…



「あああっ!イイ、最高!」



晃くんの声が、遠くなる…



あたしの頭は必死に別のことを考えようとする。



帰りたいよ…



こわいよ…



意識が薄れそうになって、このまま眠ってしまえたらいいのにと思った。



だけど…



「起きろよ」



晃くんが片手であたしの両頬を掴む。



「最高に気持ちいい瞬間をさ、一緒に味わおうぜ」



「…あ」



「ね?優依ちゃん」



「…ん、ぐ」



彼はそのままあたしの口を塞ぐようにキスをし、その舌であたしの口内を舐め回した。






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