
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第11章 あたたかくて…
「優依、大丈夫だよ。僕は君を殴ったりしない。安心して」
震えが止まらないあたしの体を、志桜さんがぎゅっと抱きしめる。
彼は衣服を身につけたままなのに、シャワーの湯でずぶ濡れになってしまった。
「ごめんなさい…あたし、失礼なことを…」
「謝らなくていい。怖い思いしたね。もう大丈夫だから」
志桜さんはあたしの頭を撫でてくれる。
その手がとても安心する。
「あ…あたし、体、洗わなきゃ…」
全身の震えが止まらなくて、手がうまく動かせない。
そんなあたしの背中を志桜さんが撫でてくれた。
「おいで。洗ってあげる」
床に座り込んで、志桜さんはあたしを背後から抱いた。
彼の手がゆっくりと、あたしの体を撫でていく。
ボディソープの泡とともに、ぬるりとした彼の指先の感触があまりにも心地よくて、体の力が抜けていく。
「あ…ン…」
気持ちいい…
「…優依」
ビク…
志桜さんがあたしの耳元でささやく。
「痛くない?」
「いたく、ない…きもち、いい…」
なんて、優しい。
彼の指の動きはまるで壊れ物を扱うみたい。
そっと、触れて…
すうっと撫でて…
「あっ…ぁンっ…!」
ビク…ビク…
カラダが、反応する…
ココロが、洗われていく…
震えが止まらないあたしの体を、志桜さんがぎゅっと抱きしめる。
彼は衣服を身につけたままなのに、シャワーの湯でずぶ濡れになってしまった。
「ごめんなさい…あたし、失礼なことを…」
「謝らなくていい。怖い思いしたね。もう大丈夫だから」
志桜さんはあたしの頭を撫でてくれる。
その手がとても安心する。
「あ…あたし、体、洗わなきゃ…」
全身の震えが止まらなくて、手がうまく動かせない。
そんなあたしの背中を志桜さんが撫でてくれた。
「おいで。洗ってあげる」
床に座り込んで、志桜さんはあたしを背後から抱いた。
彼の手がゆっくりと、あたしの体を撫でていく。
ボディソープの泡とともに、ぬるりとした彼の指先の感触があまりにも心地よくて、体の力が抜けていく。
「あ…ン…」
気持ちいい…
「…優依」
ビク…
志桜さんがあたしの耳元でささやく。
「痛くない?」
「いたく、ない…きもち、いい…」
なんて、優しい。
彼の指の動きはまるで壊れ物を扱うみたい。
そっと、触れて…
すうっと撫でて…
「あっ…ぁンっ…!」
ビク…ビク…
カラダが、反応する…
ココロが、洗われていく…
