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あたしの通う学校は、少しレベルが高かった。



正直、あたしの実力で転入できるかは疑問だった。



だけど、あたしは面接と簡単な筆記試験だけで入ることができた。



そこに大神家の力が働いたのかはわからない。



それでも学校へ行かせてもらえるのだから、勉強は頑張ろうと思った。



勉強…



憂鬱な気分で校門をくぐる。



ここにはお金持ちの人たちしかいない。



あたしはあまりにも場違いだった。



クラスメートと話が合わず、転校してからほとんど話していない。



そんな中、あたしに目を向けてくれたのが晃くんだった。



彼があたしを救ってくれた。