
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第11章 あたたかくて…
…な、にこれ…
「う…あぁ…んん…」
突き刺されてる状態で、あたしの体重が全部ソコにかかっている。
奥が、たまらなく痺れる。
「あ…う…コレ…だ、め…」
挿れているだけなのに、今までにないくらい気持ちいい。
「優依、これは何の体位か知ってる?」
志桜さんが冷静にそんなことを訊いてくる。
「は、ぁ…わかん、ない…」
「勉強したんでしょ?」
「んう…」
それどころじゃないよ!
快感が、あたしの思考を邪魔するんだから。
「う…あ…ナ、ニ…コレ…」
あたしがやっとのことで訊ねると、志桜さんは笑った。
「対面座位」
「し、知らな…」
「勉強したのに?」
そんな体位の名前なんて確認してないよ!
「やっ…これ、むり…」
あたしが抜こうとしたら志桜さんがあたしの腕を掴んで止めた。
「ダメ。ちゃんとして」
「むり、むりぃ…あ、動いちゃ…」
これ、動いたらきっと大変なことになっちゃう。
「優依、僕を見て」
「え…」
あたしは志桜さんを見下ろす。
「こういう体勢も悪くないでしょ?」
そうだ。いつもと違う。
あたしが志桜さんの上になってる。
「動いて」
志桜さんがあたしを見上げて言った。
あたしは首を横に振る。
こんなの、動けない。
「う…あぁ…んん…」
突き刺されてる状態で、あたしの体重が全部ソコにかかっている。
奥が、たまらなく痺れる。
「あ…う…コレ…だ、め…」
挿れているだけなのに、今までにないくらい気持ちいい。
「優依、これは何の体位か知ってる?」
志桜さんが冷静にそんなことを訊いてくる。
「は、ぁ…わかん、ない…」
「勉強したんでしょ?」
「んう…」
それどころじゃないよ!
快感が、あたしの思考を邪魔するんだから。
「う…あ…ナ、ニ…コレ…」
あたしがやっとのことで訊ねると、志桜さんは笑った。
「対面座位」
「し、知らな…」
「勉強したのに?」
そんな体位の名前なんて確認してないよ!
「やっ…これ、むり…」
あたしが抜こうとしたら志桜さんがあたしの腕を掴んで止めた。
「ダメ。ちゃんとして」
「むり、むりぃ…あ、動いちゃ…」
これ、動いたらきっと大変なことになっちゃう。
「優依、僕を見て」
「え…」
あたしは志桜さんを見下ろす。
「こういう体勢も悪くないでしょ?」
そうだ。いつもと違う。
あたしが志桜さんの上になってる。
「動いて」
志桜さんがあたしを見上げて言った。
あたしは首を横に振る。
こんなの、動けない。
