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あたしを縛りつけるような志桜さんの目。



あたしを追い詰めるような彼の表情。



そして、あたしをとろとろに溶かしてしまう彼の指。



「…志桜さん」



あたしは近づいてくる彼の顔を触る。



彼の頬や鼻や唇に、指先で触れる。



「あなたは…あたしの、もの」



そんなことを呟くと、志桜さんが口元に笑みを浮かべた。



「君も、僕の、もの」



あたしたちはキスをした。



唾液の滴るようなねっとりとしたキスを繰り返していたら、だんだんとお互いを貪るような激しいキスへと変わっていった。



「あ…早く…」



ほしい。ほしいの…




あたしのナカをあなたで満たして。



「ん…あ、あああっ…」



ずっぷん…



志桜さんがあたしのナカに入ってきた。



やっぱりこうしてひとつになるのが、あたしは一番心地いい。



ずっぷ、じゅぷ、ずぷん…



「優依、優依…」



彼はあたしの名を口にしながら激しく体を上下に動かす。



ぱちゅぱちゅぱちゅ…



「あっ…あ…志桜さ…んああっ！」



彼と指を絡ませて手を繋ぎ、ともに体を激しく揺らしながら快楽の底へと堕ちていく。



「気持ちいいよぉ…志桜さん、すごく気持ちいいよ。もっとして、もっと…」



「僕も気持ちいいよ。優依を壊してしまいたい」



「壊して…早く、あたしを壊して」



はぁ、はぁ…とお互いの激しい呼吸が絡み合い、汗と体液にまみれた体がぶつかり合う。



「ああああっ…キモチ、イイ…あ、んんー……イッちゃうううっ！」



ビクビク、ビックン…



久しぶりの二人での絶頂は最高だった。