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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第13章 襲われて…

「何だ?気持ちイイのか?」



そんなわけない!



あたしが睨みつけると、男はぎょろりとした目であたしを見下ろした。



「おい、酒」



男はそう言って、他の男からウイスキーの瓶を受けとった。



「お前、酒飲んだことあるか?」



何、言ってるの?



「美味いぞ。最高にキツイ酒だ」



男は瓶ごとウイスキーを口に含んでから、いきなりあたしに口づけた。



「ンんんっ…!」



何これ…苦い、不味い…キモチワルイ!



ゴク…ゴク…



無理矢理飲まされると、男はあたしの口内を舌で舐め回した。



「ん、ンう…!」



ちゅく、ちゅく…



男はあたしから離れると舌なめずりした。



「お前は相当淫乱だと聞いてるからな。楽しませてくれよ」



一体誰がそんなこと…



体が熱くなって、頭がぼんやりしてくる。



「イイ気分だろ?酒は初めてか?」



男はそう言って、またウイスキーを口移しであたしに飲ませた。



「あっ…ふ、う…!」



ゴク…ゴク…



カラダが熱い。



頭がぼうっとする。



あ…何これ…キモチイイ。



「イイ顔してるな。犯してくれって言ってるようなもんだ」



男はあたしの顎を掴んでニヤニヤ笑い、また唇を押し付けてきた。



「ん、あぁ…ふ、ぅ…」



ちゅくちゅく、ちゅく…



どうして…



知らない男なのに…



カラダが…反応しちゃう…!



「おい、こいつは聞いた通りヤベェ淫乱娘だ」



ヤダ…どうして…



キモチイイ…







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