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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第13章 襲われて…

グイッ…!



「え…なに?」



志桜さんは自分のシャツを脱いでから、あたしの両手を掴んで持ち上げた。



「こうされたいんだよね?」



「う…」



志桜さんは自分が脱いだシャツであたしの両手をきつく縛った。



彼が冷たい目であたしを見ている。



コワイ…



だけど、ゾクっとする。



志桜さんは何も言わずにあたしの寝間着のボタンを外していく。



「あ…待っ」



ツツ…と彼の指があたしの胸元を撫でていく。



「あ…」



ビク…ビク…



こんな縛られた状態で触れられると、



いつもより感じちゃう。



「他の男にされたことは、僕が全部抹消してあげる」



「え…」



ドキッ…



志桜さんの表情が冷たい。



「志桜さん、怒ってる?」



「怒ってるよ」



「あたしに?」



「いや、あいつらにだ。優依をこうしてイジメていいのは僕だけだからね」



ゾク…



「あ…志桜さん…あたし」



どうしよう。



言葉だけで…



すごく、キモチイイ。



「お、ねが、い…あたし、を…」



あなたでいっぱいにして。



どんなことされてもいい。



めちゃくちゃにしてほしい。



「救って、あたしを…志桜さん…あなたに、いっぱい…されたい」



志桜さんはあたしに顔を近づける。



その目はまだ笑ってなくて、



ちょっと怖いけど…



その表情が、あたしの体をもっと気持ちよくさせる。







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