
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第14章 幸せ
今日はちょっとおしゃれしよっかな。
だって、特別なお出かけだから。
ひらひらのワンピースを着て、髪型も軽く結ってリボンをして。
メイクもしてみたの。
きれいって言ってくれるかな。
少し緊張しながらお屋敷の外に出た。
晴れていい天気。
「優依」
お庭に志桜さんがいた。
「ごめんなさい。お待たせしちゃった」
「いいよ。それより、可愛いね」
ドキ…
彼はにこっと笑ってあたしの頭を撫でた。
「あ…髪が」
「ごめん。つい可愛くて」
ぽっと顔が熱くなった。
「あれ?何だよ出かけるの?」
玄関から悠樹くんが出てきてあたしたちに話しかけた。
「ちょうどいいや。俺も行く。ゲーム買いたいし」
え…
「だめっ!!」
あたしは思わず叫んでしまった。
悠樹くんは怪訝な顔をする。
「あ…あの、今日はだめなの…ごめんね」
「なんで?意味わかんねえ」
ううう、わかってよお。
なんて言おうか迷っていたら志桜さんが私の肩に両手を乗せた。
「ごめんね、悠樹。今日は優依とデートなの。だから、また別の日に家族でお出かけしようね」
う…デートだなんて…本当のことだけど。
「え?なんだそれ?お前らいつの間に…」
「ごめんね、悠樹くん。また今度一緒にお出かけしようね」
あたしもそう言ったら、悠樹くんは驚いた。
「か、勝手にしろよ。一人で行くから」
彼はそう言って家の中に入っていった。
ちょっと悪いことしちゃったかな。
でも、今日は二人でお出かけしたいんだもん。
だって、特別なお出かけだから。
ひらひらのワンピースを着て、髪型も軽く結ってリボンをして。
メイクもしてみたの。
きれいって言ってくれるかな。
少し緊張しながらお屋敷の外に出た。
晴れていい天気。
「優依」
お庭に志桜さんがいた。
「ごめんなさい。お待たせしちゃった」
「いいよ。それより、可愛いね」
ドキ…
彼はにこっと笑ってあたしの頭を撫でた。
「あ…髪が」
「ごめん。つい可愛くて」
ぽっと顔が熱くなった。
「あれ?何だよ出かけるの?」
玄関から悠樹くんが出てきてあたしたちに話しかけた。
「ちょうどいいや。俺も行く。ゲーム買いたいし」
え…
「だめっ!!」
あたしは思わず叫んでしまった。
悠樹くんは怪訝な顔をする。
「あ…あの、今日はだめなの…ごめんね」
「なんで?意味わかんねえ」
ううう、わかってよお。
なんて言おうか迷っていたら志桜さんが私の肩に両手を乗せた。
「ごめんね、悠樹。今日は優依とデートなの。だから、また別の日に家族でお出かけしようね」
う…デートだなんて…本当のことだけど。
「え?なんだそれ?お前らいつの間に…」
「ごめんね、悠樹くん。また今度一緒にお出かけしようね」
あたしもそう言ったら、悠樹くんは驚いた。
「か、勝手にしろよ。一人で行くから」
彼はそう言って家の中に入っていった。
ちょっと悪いことしちゃったかな。
でも、今日は二人でお出かけしたいんだもん。
