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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第2章 聞こえちゃう

ちゅぷ、じゅぷ、ちゅぷ…



いやらしい水音が聞こえる。



あたしの意識はもう、別のところに行ってしまう寸前だった。



晃くんの顔を思い出そうとしたけれど、だんだん薄れていく。



涙が溢れてくる。



嫌なのに…



どうして…



あたしのカラダ…



キモチイイと思ってる。



「はぁ…はぁ…し、おう、さ…」



「優依、可愛い。もっと見せて。君のカオ」



「あ…」



「もっと、君が悶えるカオが見たい」



ぬっぷ…



「ひああっ!」



志桜さんが一度抜いた指をもう一度奥まで挿し込んだ。



「さあ、優依。そろそろイカせてあげるよ」



くちゅ、くちゅ、くちゅ…



さっきよりも指の動きが激しくなり、全身に強い震えが襲った。



「ひっ!いやあっ!だめっ!やめ…あっ!」



あ、ダメ…



来ちゃう、もう来ちゃう。



すごいのが、来ちゃうよお!



「あああ…だめ、ダメ、ダメェ!」



ア…



もう…



ダメ…





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