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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第2章 聞こえちゃう

ビックンッ!



「あああっ!」



体が激しく反り返った。



「いやああああああっ!」



ビクビクビクビクビク…



体が、痙攣してる。



ビクンビクンビクン…



「ああああ…あぁん!ああぁ…んああ」



ビクビク、ビクビクビク…



「やあああっ!やめてえっ!」



痙攣が止まらない。



あたしの意思に反して、手足が勝手に跳ね上がる。



「もう、許して…」



ビクン…



ずるりとあたしのナカから指が抜かれた。



「あ…」



ふっと力が抜けてばたりと手足が動かなくなった。



「はぁ…はぁ…はぁ…」



志桜さんがあたしの頭を撫でる。



「優依、初めての中イキ、どうだった?」



あたしは、何も話すことができない。



頭がぼうっとして、ただ薄っすらと目を開けたまま志桜さんの顔を見つめた。



「可愛い」



志桜さんは微笑んで、あたしの唇に軽くキスを落とした。



あたしは、ただ荒い呼吸を繰り返しながら、泣いた。







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