私のヒーロー
第6章 第5章 戦い…?
蜜side
あんなにキラキラした笑顔を私に向けてくれている八くんのものすごく辛い過去
昔そんな事があったんだ、全然分かんなかった
「蜜、ごめん。大丈夫? 泣かせるつもりはなかったんだけど…」
八くんの過去を聞いていたら途中から泣いてしまっていた私
同情とかじゃなくてなんか分かんないけど涙が出てて…
必死に止めようと思ってても止まらないもので
そのことに気づいた八くんは泣いている私の背中をただたださすりながら話してくれていた
それは話終わった今も同じことだった
八くん…本当に優しすぎるよ
私は落ち着くために八くんが出してくれたお茶を1口飲んだ
八くんの優しさでまた泣いてしまうところだったから
「落ち着いた? 大丈夫?」
「うん、平気だよ…ごめんね」
「いや俺こそごめんな?」
「八くんは何も悪くないよ…。あ、あのさ1つ聞いてもいい?」
「うん、どした?」
八くんは女子と関わらないって決めたから女子のいない男子校に通っているんだと思う
共学にしたらまた同じことが起きてしまうかもしれないから
じゃあさ、なんで…あのとき私を痴漢から助けてくれたの?
聞いてもいいのかな…?
でも前みたいに八くんにとって聞いちゃいけないことだったら?
また私無神経なこと言っちゃうよね…
「もう怒鳴らないから言って? 逆に言わないと起るかもww」
え、えー!?
言わないと怒るってそれは困る
自分で1つ聞いてもいい?って言っちゃったんだし、正直聞くのは怖いけど…
勇気を出して、森 蜜 聞きます!
「…私をどうしてあの時痴漢から…助けてくれたの?」
声はちょっと震えてた、でもでも!
聞けたことはえらい!自分を褒めてあげたいぐらい
「あーそれはねー…」
八くんの様子は怒っていなくてむしろ照れている?
そんな感じだった
あれ?もしかして勇気とかいらなかった?
普通に聞いてもよかった感じですか?
あんなにキラキラした笑顔を私に向けてくれている八くんのものすごく辛い過去
昔そんな事があったんだ、全然分かんなかった
「蜜、ごめん。大丈夫? 泣かせるつもりはなかったんだけど…」
八くんの過去を聞いていたら途中から泣いてしまっていた私
同情とかじゃなくてなんか分かんないけど涙が出てて…
必死に止めようと思ってても止まらないもので
そのことに気づいた八くんは泣いている私の背中をただたださすりながら話してくれていた
それは話終わった今も同じことだった
八くん…本当に優しすぎるよ
私は落ち着くために八くんが出してくれたお茶を1口飲んだ
八くんの優しさでまた泣いてしまうところだったから
「落ち着いた? 大丈夫?」
「うん、平気だよ…ごめんね」
「いや俺こそごめんな?」
「八くんは何も悪くないよ…。あ、あのさ1つ聞いてもいい?」
「うん、どした?」
八くんは女子と関わらないって決めたから女子のいない男子校に通っているんだと思う
共学にしたらまた同じことが起きてしまうかもしれないから
じゃあさ、なんで…あのとき私を痴漢から助けてくれたの?
聞いてもいいのかな…?
でも前みたいに八くんにとって聞いちゃいけないことだったら?
また私無神経なこと言っちゃうよね…
「もう怒鳴らないから言って? 逆に言わないと起るかもww」
え、えー!?
言わないと怒るってそれは困る
自分で1つ聞いてもいい?って言っちゃったんだし、正直聞くのは怖いけど…
勇気を出して、森 蜜 聞きます!
「…私をどうしてあの時痴漢から…助けてくれたの?」
声はちょっと震えてた、でもでも!
聞けたことはえらい!自分を褒めてあげたいぐらい
「あーそれはねー…」
八くんの様子は怒っていなくてむしろ照れている?
そんな感じだった
あれ?もしかして勇気とかいらなかった?
普通に聞いてもよかった感じですか?