テキストサイズ

エッチな文芸部!

第1章 加奈

 僕はテーブルの上で数学の教科書の問題を解いていた。

 加奈は僕の目の前に座り、原稿用紙に小説を書いている。

「先輩とした感覚がまだ残っています」

「そっか」

「私、先輩のこと好きですよ」

「僕も好きだよ」

「そうですか」

 加奈は優しく笑った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ