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エッチな文芸部!

第1章 加奈

 加奈は部室で小説を書いている。

 僕は教科書の問題を解いていた。

 窓の外の日差しはまだ明るい。

 どこか懐かしい感じがした。

「加奈」と僕は声をかける。

「何ですか?」

「僕は確かに君に対して特別な感情は抱いていなかったかもしれない。だけれど性欲はあったんだ」

「性欲はあったんですね」

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