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エッチな文芸部!

第2章 香織

 文芸部の部室には本棚があり、そこに雑多に本が置かれている。

 香織は本棚から一冊の文庫本を取り出し、テーブルの席に座っていて読んでいた。

 僕は相変わらず数学の問題を解き続けた。

 窓の外は橙色に輝いていて、窓ガラスが光っている。

 僕らは向き合って、おのおのがしていることに取り組んでいた。

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