ヌードモデルは揺れる
第5章 裸で最後までいきました
恥ずかしいから、マネキンだと思ってサッとやって──打ち合わせた通り、私は一瞬で露わにされた。
どう? これが人体。
ボリュームとかバランスとか、言葉に表しにくい要素が満載の曲線の集合。
それが美しいと言われるから、誇りを持って披露するのよ。
(私はナルシストなのかも。否定はできない)
やっと彼も納得したのか、優しい目で私を見ている。
私も彼も、疑念が消えていた。
彼の実験で、改めてヌードモデルが裸になる意味を認識できたのだ。
▼
▼
▼
ベッドに運ばれ、幸福なセックスが始まった。
激しく優しく、肌は蹂躙されていく。
「ああ、ああ、あっ、あっ」
とらされているのは、対面騎上位。
女性の裸体を鑑賞するのに適した体位だ。
大きく弾む乳房と掴まれているお尻が最初は恥ずかしいが、やがて頭は真っ白になっていく。
「あう、あう、ああ、ああっ、ああっ」
羞恥が快感に飲み込まれる瞬間は、いつもわからない。
いつの間にか溢れた蜜が、より深く激しい動きを可能にしていく魔物のような体位だ。
どう? これが人体。
ボリュームとかバランスとか、言葉に表しにくい要素が満載の曲線の集合。
それが美しいと言われるから、誇りを持って披露するのよ。
(私はナルシストなのかも。否定はできない)
やっと彼も納得したのか、優しい目で私を見ている。
私も彼も、疑念が消えていた。
彼の実験で、改めてヌードモデルが裸になる意味を認識できたのだ。
▼
▼
▼
ベッドに運ばれ、幸福なセックスが始まった。
激しく優しく、肌は蹂躙されていく。
「ああ、ああ、あっ、あっ」
とらされているのは、対面騎上位。
女性の裸体を鑑賞するのに適した体位だ。
大きく弾む乳房と掴まれているお尻が最初は恥ずかしいが、やがて頭は真っ白になっていく。
「あう、あう、ああ、ああっ、ああっ」
羞恥が快感に飲み込まれる瞬間は、いつもわからない。
いつの間にか溢れた蜜が、より深く激しい動きを可能にしていく魔物のような体位だ。