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だから愛して

第1章 だから愛して

         7

 智さんが、毛布をとりました。
 そして、わたしに、優しく優しく、キスしてくれました。
 チュッという軽いキスを、なんどもなんどもしてくれるのです。
 そのキスだけで、わたしは、エッチな気分になってしまいます。
 わたしは智さんの唇に吸いつき、智さんに抱きつきました。
 智さんの舌が、わたしの口の中に入ってきました。
 わたしは、智さんの舌を舐めたり、わたしの舌を智さんの口の中に入れて、智さんに舐めてもらいました。
 智さんが、キスをしていた唇を、わたしの唇から離しまして、耳を舐めはじめました。
 そっと、耳を唇で挟んだり、舌で耳のまわりを舐めてくれるのです。
 わたしは、あえぎ声をあげながら、ますます強く智さんに抱きつきました。
 智さんの唇が、首すじから乳房を舐めはじめました。
 乳房は、ほんとに丁寧に優しく舐めてくれます。
 わたしの少ない知識では、乳房は揉まれるものと思っていました。
 でも智さんは、
 「おっぱいは
  女性の
  象徴なのに
  揉むなんて
  乱暴なことは
  絶対に
  したくない
  さやかちゃんの
  おっぱいは
  とっても
  美しいかたちだから
  なおさら
  揉むなんてことは
  したくないよ」
 と言って、優しく優しく、撫でてくれたり舐めてくれるのです。
 智さんが、わたしのからだ中を舐めてくれはじめました。
 ほんとに、からだ中なのです。
 首すじを、そっと舐めてくれます。
 わたしの手を持ち上げて、脇の下を舐めます。
 お腹よりも、わき腹を舐めてもらうほうが気持ちいいのです。
 背中からお尻の丸いところまでを、スーッと智さんの舌が滑っていくときは、ゾクゾクッとするような気持ちよさです。
 手の指の一本ずつはもちろん、足の指の一本ずつまで、舐めてくれるのです。
 智さんは、ほんとに、わたしを愛してくれているんだなと思い、とっても気持ちよくなります。

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