お酒とオールバックに溺れる夜
第22章 第22酒 -戦友③の味-
「ありがとう...
あっ、ねぇ...
最後に1つだけ
聞いてもいい?」
「...?
はい、何でしょうか?」
「純が最後に
貴女に出した
カクテル覚えてる?
覚えてたら、教えてほしいの」
「はぃ...
えっと...
その日は珍しく
2種類作ってくれて
まず
琥珀色のキャロル...
最後の一杯に
オレンジ味の
バックスフィズを
作ってくれました!」
「そう...
キャロルとバックスフィズ...」
薫さんの顔が
みるみると
曇っていくのが
分かった。
「未亜ちゃん
私
体調が悪くなったみたい
もう帰って!」
薫さんの態度の
急変に
驚いて
言葉が見つからなかった
「ごっごめんなさい!!」
私は
ただ謝ることしかできずに
薫さんの家から
逃げるように飛び出した。
あっ、ねぇ...
最後に1つだけ
聞いてもいい?」
「...?
はい、何でしょうか?」
「純が最後に
貴女に出した
カクテル覚えてる?
覚えてたら、教えてほしいの」
「はぃ...
えっと...
その日は珍しく
2種類作ってくれて
まず
琥珀色のキャロル...
最後の一杯に
オレンジ味の
バックスフィズを
作ってくれました!」
「そう...
キャロルとバックスフィズ...」
薫さんの顔が
みるみると
曇っていくのが
分かった。
「未亜ちゃん
私
体調が悪くなったみたい
もう帰って!」
薫さんの態度の
急変に
驚いて
言葉が見つからなかった
「ごっごめんなさい!!」
私は
ただ謝ることしかできずに
薫さんの家から
逃げるように飛び出した。