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お酒とオールバックに溺れる夜

第23章 第23酒 -遅すぎた愛の味-

純を振ったことに
後悔はなかったし

その後も
彼を支援するという形で
関係は続いていた。

私はお金
彼は用心棒的な役割で

戦友という
言葉がしっくり来る関係だと思っていた。

お互いに
彼氏彼女が出来ても

気にしないし
干渉もしない

なぜか
お互いがお互いの
一番大切な相手だという
自信があった。

結局は
お互いが帰る場所

そんな風に思って

過信し過ぎていたのかもしれない。

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