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お酒とオールバックに溺れる夜

第23章 第23酒 -遅すぎた愛の味-

無事に退院でき
自宅療養となった。

純は
一日のほとんどを
私の家で過ごした。

ほんの数時間
父親の食事を準備したら

家に来て
出勤前までを過ごす

そして、
またここへ帰ってきて
一緒に眠る。

また数時間
自宅に帰る...

そんな生活を
繰り返していた。

でも...

純は
介助する時以外

一切
私に触れてこようとは、しなかった。

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