お酒とオールバックに溺れる夜
第25章 第25酒 -カクテルの味-
純さんとの思い出を辿りながら
ページをめくる度に
視界が霞んで
涙で
文字が滲んでしまっていた。
純さんはいつだって
不器用だけど
真っ直ぐに
こんなにも
私を想ってくれていたのに...
どうして、
彼の想いに気づけなかったのだろう。
どうして
素直に
純さんの言葉を
信じてあげられなかったのだろう。
私は
後悔と
恋しさで
胸が張り裂けそうだった。
そして、
私の飲んでいた
カクテルをしきりに気にしてた
薫さんの謎も解けた。
どんな想いで
カクテルの名前を聞いていたのか...
知らなかったとは言え
無神経に
薫さんを傷付けてしまっていたことを
謝りたいと思った。
私に
わざわざ
カクテル言葉を教えてくれた
薫さんには
やっぱり敵わない...
心からそう思った。
ページをめくる度に
視界が霞んで
涙で
文字が滲んでしまっていた。
純さんはいつだって
不器用だけど
真っ直ぐに
こんなにも
私を想ってくれていたのに...
どうして、
彼の想いに気づけなかったのだろう。
どうして
素直に
純さんの言葉を
信じてあげられなかったのだろう。
私は
後悔と
恋しさで
胸が張り裂けそうだった。
そして、
私の飲んでいた
カクテルをしきりに気にしてた
薫さんの謎も解けた。
どんな想いで
カクテルの名前を聞いていたのか...
知らなかったとは言え
無神経に
薫さんを傷付けてしまっていたことを
謝りたいと思った。
私に
わざわざ
カクテル言葉を教えてくれた
薫さんには
やっぱり敵わない...
心からそう思った。