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お酒とオールバックに溺れる夜

第5章 第5酒 -夜世界の味-

「純は知ってるわよ...
こっちの世界じゃかなり有名よ

あの子も、なかなかやり手だからね...

10代から独立して
今のお店を
築いているんじゃないかしら」

「えぇ!!じゅ、10代から...」

「そうね、
夜の世界にドップリ浸かった男ね

酸いも甘いも知り尽くして、
厄介な男よ!

未亜ちゃんみたいな
純粋な女の子を騙すのは、

赤子の手を捻るより
簡単だと思うわよ...」

「は…はぁ」

由衣ちゃんママの言葉に
胸が痛くなった。

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