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お酒とオールバックに溺れる夜

第5章 第5酒 -夜世界の味-

「でもね、未亜ちゃん...

成人した男女に
騙すも騙されるも無いの

そんな甘ったれた考えは
通用しないの

全部、自分で選んだ結果よ...

だから、

純を好きで突き進む覚悟があるなら、

どんなことがあっても
彼を信じて愛し続けること!」

「どんなことがあっても...」

「そう、未亜ちゃんに、その覚悟ある?」

私は、
由衣ちゃんママの目を
真っ直ぐに見つめ返し、
力強く答えた。

「あります!」

「よし、それなら、

夜の男に対して

どう付き合っていけばいいのか
教えてあげる♪」

由衣ちゃんママの講義は
驚きの連続で、
こんな世界があるなんて...

まるで宇宙の出来事の様だった。

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