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お酒とオールバックに溺れる夜

第13章 第13酒 -本心の味-

いつもと変わらない週末

相変わらず
私は純さんの
お店で過ごしていた。

あんなことがあっても
また
会いに来てしまう自分に
嫌気が差す。

もう
会っちゃいけないと
我慢しようと
思っていたのに

倫理的な価値観より
会えない寂しさの方が
勝ってしまう。

お金さえ払えば
純さんに会える権利を
私も持っている様な気がして...

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