お酒とオールバックに溺れる夜
第13章 第13酒 -本心の味-
そんなことを
ボーッと考えながら
トイレから席に戻ろうとした時
酔っ払った
常連のサラリーマンと
純さんの
会話が聞こえてきた。
「なぁ、マスター
未亜ちゃんと、もうヤっちゃった?笑」
「ヤってないですよ」
「未亜ちゃん、結構良いと思うけどなぁ
ってか、あんな好き好きされたら
食べちゃうでしょ?」
「好きって言われる度に食べてたら
お客さん、いなくなっちゃいますよ笑」
しつこく私との関係を
聞いてくるお客様を
純さんは
軽くあしらっている様だった
「いいなぁ、マスターは!
あの子、絶対に処女だよね
でもさ、最近...
何か妙にキレイになってきたよな...」
「勇気さん、処女ほど
面倒臭いものなんて、ないですよ
それに...
処女に手を出すほど
女に困ってないんで...」
「あははは
そっか!
マスターなら食べ放題だもんな~
そうだよねー」
私って
面倒臭いんだ...
最近は
純さんのお店に来る度に
傷ついている気がする。
ボーッと考えながら
トイレから席に戻ろうとした時
酔っ払った
常連のサラリーマンと
純さんの
会話が聞こえてきた。
「なぁ、マスター
未亜ちゃんと、もうヤっちゃった?笑」
「ヤってないですよ」
「未亜ちゃん、結構良いと思うけどなぁ
ってか、あんな好き好きされたら
食べちゃうでしょ?」
「好きって言われる度に食べてたら
お客さん、いなくなっちゃいますよ笑」
しつこく私との関係を
聞いてくるお客様を
純さんは
軽くあしらっている様だった
「いいなぁ、マスターは!
あの子、絶対に処女だよね
でもさ、最近...
何か妙にキレイになってきたよな...」
「勇気さん、処女ほど
面倒臭いものなんて、ないですよ
それに...
処女に手を出すほど
女に困ってないんで...」
「あははは
そっか!
マスターなら食べ放題だもんな~
そうだよねー」
私って
面倒臭いんだ...
最近は
純さんのお店に来る度に
傷ついている気がする。