
愛がはじまる
第1章 愛がはじまる
3
仲良くなるには、なにかを一緒にするというのが、いいと思います。
満さんは、まだわたしに、好きだとは言ってくれていません。
でも、いろんなことを、わたしと一緒にしたいというのは、これから好きになってもいいですかと、言っているのだと思います。
わたしは、ほんとに嬉しくなりました。
こんなに優しい人が、わたしを好きになってくれるかもしれないのです。
満さんは、わたしよりずいぶん年上なのですが、そんなことは、優しさのまえでは関係ありません。
満さんといろいろ話して、コーヒーも二杯飲みまして、わたしは、ゆったりとした気持ちになっていました。
満さんが、
「里美さん
一緒に
お風呂に
入りませんか?」
「ちょっと
恥ずかしいです」
「無理なら
いいですよ」
「もう一度
誘ってください」
「えっ」
「だって
すぐ
いいですと
言ったら…」
「そうですよね」
「わたしね
精一杯の
勇気をだして
いま
ここにいるんです」
「うん」
「だから…」
「いいよ
里美さん
その先は言わなくて
恥ずかしがりやの
里美さんが
よく
泊まりたいと
言ってくれたと
思っています」
「わたし
ほんとに
頑張って…
勇気をだして…」
と言って、満さんに抱きつきました。
仲良くなるには、なにかを一緒にするというのが、いいと思います。
満さんは、まだわたしに、好きだとは言ってくれていません。
でも、いろんなことを、わたしと一緒にしたいというのは、これから好きになってもいいですかと、言っているのだと思います。
わたしは、ほんとに嬉しくなりました。
こんなに優しい人が、わたしを好きになってくれるかもしれないのです。
満さんは、わたしよりずいぶん年上なのですが、そんなことは、優しさのまえでは関係ありません。
満さんといろいろ話して、コーヒーも二杯飲みまして、わたしは、ゆったりとした気持ちになっていました。
満さんが、
「里美さん
一緒に
お風呂に
入りませんか?」
「ちょっと
恥ずかしいです」
「無理なら
いいですよ」
「もう一度
誘ってください」
「えっ」
「だって
すぐ
いいですと
言ったら…」
「そうですよね」
「わたしね
精一杯の
勇気をだして
いま
ここにいるんです」
「うん」
「だから…」
「いいよ
里美さん
その先は言わなくて
恥ずかしがりやの
里美さんが
よく
泊まりたいと
言ってくれたと
思っています」
「わたし
ほんとに
頑張って…
勇気をだして…」
と言って、満さんに抱きつきました。
