愛がはじまる
第1章 愛がはじまる
30
でもなにかの拍子に、満さんのあれがわたしの足に触れることがありましたが、そのとき、満さんのあれが大きく固くなっているのがわかり、すこし慌てました。
それでも、満さんは、優しく話をしてくれるだけでした。
わたしは、なんだか、母に抱かれて、子守歌を聞いているような気分になりました。
満さんが、男があれを大きく固くして隣にいるのに、母に抱かれていると思うのは、おかしな気分だけど…
それだけ、わたしが、満さんを信頼しはじめたということなのでしょう。
いつ、眠ってしまったのかわからなくて、気がついたら朝でした。
わたしが、慌てて起きようとしましたら、満さんは、
「きょうは
休みでしょう」
と言い、
「こっちに
いらっしゃい」
と言いながら、抱いてくれました。
優しく抱いてくれながら、
「もうすこし
眠ったらいいですよ
眠って
彼のことは
忘れなさい」
わたしは、満さんの胸に顔をうずめて、しくしく泣きだしていました。
悲しかったのではありません。
満さんの優しさが、嬉しいからです。
その日から、わたしは、彼のことは忘れました。
そして、わたしの心のなかに、満さんが住みだしました。
あの晩の、満さんの優しさが、ほんとにほんとに嬉しかったのです。
だから、思わず、泣いてしまったのです。
でもなにかの拍子に、満さんのあれがわたしの足に触れることがありましたが、そのとき、満さんのあれが大きく固くなっているのがわかり、すこし慌てました。
それでも、満さんは、優しく話をしてくれるだけでした。
わたしは、なんだか、母に抱かれて、子守歌を聞いているような気分になりました。
満さんが、男があれを大きく固くして隣にいるのに、母に抱かれていると思うのは、おかしな気分だけど…
それだけ、わたしが、満さんを信頼しはじめたということなのでしょう。
いつ、眠ってしまったのかわからなくて、気がついたら朝でした。
わたしが、慌てて起きようとしましたら、満さんは、
「きょうは
休みでしょう」
と言い、
「こっちに
いらっしゃい」
と言いながら、抱いてくれました。
優しく抱いてくれながら、
「もうすこし
眠ったらいいですよ
眠って
彼のことは
忘れなさい」
わたしは、満さんの胸に顔をうずめて、しくしく泣きだしていました。
悲しかったのではありません。
満さんの優しさが、嬉しいからです。
その日から、わたしは、彼のことは忘れました。
そして、わたしの心のなかに、満さんが住みだしました。
あの晩の、満さんの優しさが、ほんとにほんとに嬉しかったのです。
だから、思わず、泣いてしまったのです。