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春夏秋冬

第127章 いない

コンコン
扉を叩く

はーい
返事をした

懐かしい日の
暖かい公園

優しい匂い
太陽の光

あなたの腕は
安らぎの場

ずっといたかったな
ずっと側にいたかった

もう
会えないなんて

人混みを探しても
あなたは

いない

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