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春夏秋冬

第166章 まだ

綺麗な海
鳴る砂浜
裸足で歩く
波打際

覚えてるよ

あなたの声

わかってるよ

あなたが言いたかった言葉

今は遠い人

離れているから

その声は
とても遠い

だけど
わかってるよ

あの時を振り返って
しまわないように

今があるから

会いたい時
あるけど
まだ
つまずいてしまうし
泣いてしまう

だけど
あなたを
側で感じない日は
無いから

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