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春夏秋冬

第259章 行き場

雨の海辺

歩く僕は

途方も無いくらい

地平線見つめ

途方も無い

願いの様な

複雑な感情が湧きでて

行く宛もない衝動が

バランスを崩して

砂浜に深く脚をつく

この雨が止む頃

後悔の念が…この海風と消え

一筋の光が差して

希望に変わればいい

あなたが

手を離した時

降り出した雨が…

海に溶けて…僕の身体を



飲み込んで逝く

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