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春夏秋冬

第42章 君に繋ぐこと

嵐は過ぎ
また
途方も無い渇き
永遠に続くのでしょうか?
この飢え

君と僕の間で
吹き荒れる
砂嵐

君は耐えられず
出て行く

僕を残したまま

晴れ渡る日
口笛をふき
僕は豊な心
君が居ない場所
ただ
埋めてごまかして


この痛み
分かち合える日
いつかきますか?


君に繋ぐ言葉さえ
風にきえてゆく


君に繋ぐ…

君に…

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