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訪問介護

第3章 入浴介助は誰のため?

僕は、スポンジにボディーソープをつけると、鈴木さんの左太ももの中間くらいから下をさっと、スネ辺りまで洗いました。鈴木さんも、チーフも特に変わりないようすです。今度は、右脚ですがここで始めて気が付きました。鈴木さんの脚とチーフの脚は密着しているんです。

僕は、まずいな!どうしよう!ダメだ、右脚はいけない!チーフの視界のほぼ正面に僕が入ってしまう!そんなことなったら、チーフが我に返るかもしれない。チーフの視界に入るよりも、後ろから行って鈴木さんの右腕を洗った方が無難かもしれない。どのみちこのままでは先に進まないし、時間がかかって鈴木さんが変な行動に出てもまずい!

決めた!後ろから行って鈴木さんの右腕を洗おう!鈴木さんとチーフは、同じ姿勢で動きません。時間が止まっているようです。

鈴木さんがチーフの股間をまさぐり、チーフは、うつ向いて鈴木さんの右腕にしがみついています。特にチーフの思考は止まってしまったかのようにさえ見えます。静かに、されるがまま身を任せている様子がとっても色っぽく見えます。。






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