新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第7章 死神
聖輝「あっ…あぁ…!!」
まっ魔王が…何でここに…?!
魔王「えらい血流しとるな、救急車来るまでに止血せなあかん。」
狛犬「ぐっ…これくらい大丈夫だ…」
魔王「あほ!人間3分の1の血漏れたら死ぬんや。命粗末にすんな。」
狛犬「…っ…」
聖輝「こっ狛犬さん!!あの…ここは魔王さんの言うことを聞いてください!!」
狛犬「魔王…?」
魔王「…ちょっとじっとしとけ。」
狛犬「痛っ……」
魔王が止血をしている間に救急車が到着し、狛犬さんは病院へと運ばれた。
死神「……す……」
聖輝「えっ…?!」
死神「いつか……必ず……殺す……!!」
聖輝「?!」
僕は怖くなって急ぎ足でその場を離れた。