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聖輝「ハァ……」


優誠「だっ大丈夫…？」


聖輝「うん……」


優誠「お前…もはやケルベロス恐怖症だな……」


聖輝「もぉ…本当に怖かった……」


優誠「もう諦めるか、タイマン。」


聖輝「うん…次ケルベロスと会ったら間違いなく殺される…」


優誠「どうする？担任に相談する？」


聖輝「うん……」


小山「あっ、涼野くん。」


聖輝「小山さん…」


小山「大丈夫ですか？昨日…眠れました？」


聖輝「はい…何とか…」


優誠「何だよ、昨日一緒にいたの？」


小山「まぁ…はい…」


聖輝「ケルベロスに殴られそうだった時に小山さんに助けてもらって…」


優誠「マジで…？」


小山「間一髪でした……」


聖輝「…僕…もう嫌だ…学校やめたい……」


優誠「ルーキー…」


聖輝「僕…何にもしてないのに…狙われるし…これじゃ本当に殺されてもおかしくないよ！！」


小山「……。」


聖輝「ぐすっ…怖い…みんなが怖いよ…！！」


優誠「ルーキー…」


小山「…きみが学校やめると…悲しむ人がいるんじゃないんですか？」


聖輝「えっ…？」