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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第14章 亀裂



狛犬「ごめんね!2人付き合わせちゃって…」


優誠「いや…お前ら…大丈夫か?」


狛犬「平気平気!ニノは?」


二宮「……。」


聖輝「二宮さん……」


優誠「大丈夫だって、お前には狛犬がいるだろ?」


二宮「……。」


聖輝「人って…怖いですね…」


狛犬「そうだね…俺…10年以上も騙されてたんだ……」


優誠「狛犬……」


二宮「…俺…帰る…」


聖輝「にっ二宮さん!」


狛犬「ニノ…松潤に救われたところあるから…ショックが大きいんだろうね……」


優誠「酷すぎるわ…あんなこと言うなんて…」


狛犬「大丈夫!ニノは俺が何とかするから!心配しないで。」


聖輝「はい…分かりました…」


狛犬「ハァ…カラオケはまた今度だね!」


優誠「だな…じゃあここで解散するか。」


聖輝「うん……」


狛犬「じゃあね。」


僕達はそれぞれ別れ、家に帰って行った。


聖輝「ハァ……」


松本さん…どうしちゃったんだろう…


聖輝「二宮さんも狛犬さんもかわいそう…」


何か事情でもあるのかな……


僕は松本さんのことが気になって眠れなかった。

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