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優誠「あの横山を停学処分で済ませるなんて…どう説得したんだろうな？」


聖輝「分からない…」


優誠「それに最近さ…あいつらさえも知らない強者達が出てきてるだろ？それが気になるんだよなぁ…」


聖輝「そうだよね…クラウンのことも知らないって言ってたし…」


優誠「そうそう、あいつらが知らないってことは今まで目立った行動取ってこなかったってことだろ？」


聖輝「うん…」


優誠「何で今になって名をあげることをしてるんだ…？」


聖輝「何でだろうね…」


「おい、ルーキー！」


聖輝「えっ僕？」


「これさ…代わりに持って行ってくれない？」


優誠「何だそれ？」


「きゅっ球技大会の資料…」


聖輝「球技大会？」


優誠「あぁ、来週だっけ？球技大会…」


「そうそう、タイマンがなくなった球技大会…」


聖輝「そっそうだったね…」


優誠「で？これを何処に持って行けばいいん？」


「せっ生徒会室…」


聖輝「えっ？！」


優誠「生徒会室って…ケルベロスがいるところ？」


「ひっひぃ！！とっとにかくよろしく！！」


優誠「おっおい？！」


聖輝「もぉ…やだよ…あそこ行きたくない…」


優誠「…しゃーない、俺がさくっと届けに行って」


猪塚「早坂！ちょっと。」


優誠「えっ俺？」


猪塚「うん、ちょっと諸事情で…すまん。」


優誠「あっいや、でも…」


聖輝「いっいいよ！僕行ってくるから…」


優誠「…悪いな…聖輝。」


聖輝「うん。」


僕は優誠くんから球技大会の資料を預かり、生徒会室へ向かった。