新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第19章 渋谷先輩
渋谷「ちょっと紹介しとくわ、この金髪が哲雄。」
哲雄「金髪って…よろしく!」
渋谷「こっちのタトゥー入ってるのが一磨、このデブが大和。」
一磨「ガキだからって容赦せぇへんぞ?」
大和「デブやからってなめんなよ?」
渋谷「このロン毛が良樹、ちっこいのが嶺二。」
良樹「おいおい、ロン毛って適当すぎるやろ!あっ、よろしく!」
嶺二「チビやからってバカにせんとってくださいよ!嶺二です、よろしくお願いします!」
渋谷「最後にメガネかけているのが雪斗さん。」
雪斗「雪斗です、よろしく。」
聖輝「あっあの…1年の涼野聖輝です!よっよろしくお願いします!」
哲雄「へぇ…こんな弱っちい子がさが高にいんの?」
良樹「あははっ!デコピンで倒せそう。」
聖輝「でっデコピン…?」
渋谷「あほ!ウチのリーダーは涼野聖輝や、リーダーの指示に従ってもらうで?」
聖輝「えっ?!」
嶺二「えぇっ?!こんながきんちょがリーダー?!ありえないっすよ!!」
一磨「こいつホンマに大丈夫か…?」
大和「見るからに弱そうやし、頼りなさそうやし…」
聖輝「ゔっ…」
雪斗「お前ら!涼野の兄貴に従えよ?」
良樹「いや、でも…」
雪斗「何や?文句あるんか?」
良樹「いっいえ…!!」
一磨「まぁ…雪斗さんが言うなら…」
哲雄「ったく…しゃーねぇな…おいがきんちょ!頼むぜ。」
聖輝「あっあの…魔王さん…」
渋谷「お前の好きなようにやったらええ。」
聖輝「…はい!」
魔王さんの知り合いの人達が参加してくれるおかげで、今年も何とか球技大会が開催された。