新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第20章 5syoku
優誠「聖輝、かえろうぜ。」
聖輝「うん…」
優誠「今日はまっすぐ帰ろうな?」
聖輝「うん…」
狛犬「涼野くん!早坂くん!帰ろー!」
優誠「おう!ほら、行くぞ。」
聖輝「うん…」
松本「どうした?元気ないけど。」
聖輝「えっ?」
優誠「あっいや、何でもないよな?」
聖輝「あっうん…」
狛犬「あっそうだ、あのね!この間3人で可愛い喫茶店に行ったの!」
聖輝「?!」
優誠「可愛い喫茶店?」
松本「うん、『FULL MOON』っていう駅の裏にあるメイド喫茶。」
二宮「あぁ…あのキャバクラみたいなくだらないところね。」
優誠「キャバクラ?」
狛犬「そうそう!お店の女の子を指名することができるの!」
松本「確かにキャバクラっぽいけど、結構安かったよな?」
狛犬「うん!それに可愛い女の子いっぱいいたもん!」
聖輝「そっそうなんですか…」
二宮「くだらない!あんな下品な店で鼻の下伸ばしやがって…」
優誠「なに、面白くなかったの?」
松本「かずは女の子苦手なんだよ。」
狛犬「女の子と全然しゃべらないしね〜」
二宮「恋愛とか本当くだらない。」
聖輝「そっそうですか…」
狛犬「あっ、そういえば超可愛い子いたよね?!えっと名前がね…確か…」
松本「分かった、聖子ちゃんでしょ?」
聖輝「?!!」