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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 5syoku



優誠「じゃあお前ら今日一日その格好のままな?」


聖輝「えっ…?!」


二宮「そういう約束だから。」


狛犬「りょーかい!」


松本「さてと、メシ作るか。」


優誠「よっ!待ってました!」


二宮「手伝いますか?」


松本「いや、大丈夫。」


狛犬「ねぇねぇ涼野くん!一緒に写真撮ろ!」


聖輝「えっ?!写真ですか?!」


優誠「じゃあ俺が撮ってやるから並べよ!」


狛犬「ありがと!ほらほら!」


聖輝「あっちょっと!」


二宮「写メったらクラスの奴に一斉送信するわ。」


狛犬「あははっ!何て返事くるかな〜」


聖輝「なっ?!やっやめてくださいよ!!」


優誠「おい聖輝〜もうちょっと笑えって!」


聖輝「えっえぇ…」


狛犬「ほら〜スマイルスマイル!」


松本「なになに?何してんの?」


二宮「いえ、この2人の撮影会をね。」


優誠「狛犬のクラスメイトに一斉送信するんだって!」


松本「お前…恥ずかしくねぇの?」


狛犬「全然!」


聖輝「もっもぉ!写真やだ!!」


狛犬「何でよ?!一緒に撮ろうよ!!」


聖輝「だって…送信するって…」


二宮「はいはい、送信しないから。」


優誠「誰にも見せなかったら、写メ撮らせてくれるの?」


聖輝「えっ…」


松本「諦めろ、毎年コスプレ写メってるから。」


狛犬「ねっねっ?いいでしょ?」


聖輝「はっはい…」


二宮「ふふ、じゃあ笑って〜はい、チーズ!」


パシャッ


優誠「どんな感じ?」


二宮「これ。」


狛犬「おぉ〜可愛く撮れてんじゃん!」


松本「それ後で俺に送って。」


二宮「了解。」


聖輝「……。」


二宮「なに?」


聖輝「本当に誰にも見せませんよね?」


二宮「見せない。」


聖輝「本当の本当ですね?!」


二宮「見せないって言ってるだろ。」


聖輝「……ハァ…分かりました…信じます…」

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