新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第21章 夏の思い出
聖輝「ハァ…ハァ…ハァ…よっよかった…」
バレなかった…
聖輝「よっよし……」
〜♪♪♪
櫻井『もしもし?』
聖輝「もしもし、お待たせしました。」
櫻井『大丈夫?』
聖輝「はい、大丈夫です。」
櫻井『じゃあテレビ電話かけるね。』
聖輝「はい。」
ピッ
聖輝「ふぅ……」
誰も部屋に入って来ませんように…!!
〜♪♪♪
聖輝「あっ…」
ピッ
聖輝「はっはい、もしもし!」
櫻井『もしもーし、見えてる?』
聖輝「はっはい、見えていますよ。」
櫻井『よかった。』
すごい…翔くんが映ってる…!!
櫻井『ねぇ聖子ちゃん…その服…』
聖輝「えっ…?」
まっまずい…
何か気づいた…?!
聖輝「あっあの…翔く」
櫻井『可愛い…』
聖輝「えっ?」
櫻井『待って、マジで可愛すぎるんだけど…えっそれってテニスウェアだよね?』
聖輝「えっあっはっはい!そうです!」
僕は一昨日のコスプレを思い出し、洋服があった部屋からテニスウェアとカツラを取りに行っていた。
櫻井『聖子ちゃんテニスするの?』
聖輝「えっ?あっはい…友達がテニス部なので…近くのテニスコートを借りて…教えてもらおうかなって…」
櫻井『マジで?!俺もテニスやってるからさ、今度一緒にやろうよ!』
聖輝「でっでも…私下手だから…」
櫻井『大丈夫、俺が丁寧に教えてあげるから。』
聖輝「じゃっじゃあ…よろしくお願いします。」
櫻井『うん!いやぁ…メイド服も可愛いけど、テニスウェア着た聖子ちゃんも可愛すぎる…』
聖輝「あっいや、そんな…私は…」
櫻井『ねぇ聖子ちゃん!よかったら全身見せてくれない?』
聖輝「ぜっ全身ですか?!」
櫻井『うん…お願い!』
聖輝「はっはぁ…えっと…みっ見えますか…?」
櫻井『うん、見える見える!やっぱり聖子ちゃん細いなぁ…』
聖輝「そっそうですかね…?」
櫻井『うん!脚すごく綺麗だよ。』
聖輝「あっありがとうございます…///」