無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

松本「ということは最下位は…」


狛犬「……。」


優誠「狛犬、奢れよ。」


狛犬「ちぇ〜仕方ないなぁ…」


聖輝「あれ？二宮さんは？」


松本「あぁ、ちょっとトイレ行くって。」


優誠「じゃあニノが帰ってくるまでここで待ってようぜ。」


狛犬「涼野く〜ん！その無料券頂戴？」


聖輝「こっこれですか？うーん…」


松本「そこ迷うところか？」


優誠「はっきり言えよ、嫌だって。」


狛犬「ねぇ〜お願い！！」


聖輝「うっうーん…」


ぱっ


二宮「何これ？」


狛犬「あっニノ！」


優誠「それさ、聖輝が射的で招き猫落として貰った景品。」


二宮「招き猫？」


聖輝「はい、適当にやったら当たっちゃいました。」


二宮「適当ねぇ…」


松本「で、最下位が雅紀な。」


狛犬「あははっ！負けちゃった！」


優誠「変な奴…普通負けたら悔しがらね？」


狛犬「そうだけど楽しかったから！」


聖輝「さすが狛犬さんですね！」


狛犬「でしょ〜？」


松本「はいはい、話はいいから何か奢れ。」


二宮「いいよ、これ使うから。」


聖輝「ちょっと！それ僕が貰った景品ですよ？！」


二宮「久々にチョコバナナ食べよっかな〜」


優誠「おっおいニノ！！」


聖輝「あっ待ってー！！」


松本「ったく…あいつ金の不自由ないくせに…」


狛犬「まぁまぁ、あれがニノだから。」


松本「…そうだな。」